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こんにちは。

大阪の京町堀にあるWeb制作会社、Double Factory(ダブルファクトリー )の今井です。

先日、提案書を作成させていただく機会がありましたので提案書を作成する上で「気をつけること」「意識すること」をご紹介いたします。

ゴールを決める

ゴールを決めることは提案書の中で一番大切と言っても過言ではありません。

ゴールを決めないとクライアントは制作を通して「目的は何なのか」「どうなりたいのか」ということを意識できず、制作の方向性があやふやになってしまい、結果「思っていたのと違った」ということになりかねません。

 

まずはクライアントとのヒアリングの中で「○○だから××したい」といったような希望を聞き出し、制作のゴールを設定するようにしましょう。

 

課題と解決策を言語化する

どのクライアントでも、「制作を依頼する」ということは現状を打破したい「何か」があるはずです。

 

例えば、WEBサイトをすでに持っているクライアントでも「WEBサイトをもっとかっこよくしたい」や「SEO対策をしてWEBサイトの訪問数を上げたい」など解決したい問題があります。

 

クライアントはWEBサイト制作のプロではないので、私たち制作のプロがこの問題に対する解決策をいくつかご提示し理論的にご説明することで全ての制作に対して説得力が出てくるのです。

 

また、WEBサイトの制作等はクライアントにとっても大きな決断になるので「この問題を解決すればこうなる」などどのように変化するのか分かりやすく解説することが大切です。

 

参考サイトを挙げる

制作する上で、参考を挙げることは必須です。

ほとんどのクライアントはWEBサイトがどのようにできているのか、何がトレンドで何がトレンドでないのか分かりません。

 

いくつか参考サイトをご提示することでクライアントもイメージしやすくなり、その後の制作のデザインや構築をスムーズに進めることもできます。参考サイトを挙げる際は、そのWEBサイトのどこが良いのかを一緒にご説明すると尚良いです。

 

ご提案は具体的に、端的に

提案書は読み物ではありません。

私たちのご提案を補助してくれるアシスタントのような存在です。

 

そもそもクライアントは説明をほぼ読みませんから、ご提案書をご覧いただきながら、言葉で伝えることで視覚と聴覚にアプローチできるため、比較的記憶に残りやすいご提案が可能になるのです。そのため、提案書で全て説明するのではなく「言葉で補足しながら説明する」ことを前提として作成してみましょう。

 

するといかがでしょう。提案書の文字数をかなり減らすことができ、かつ分かりやすく端的な説明が可能です。また提案書ではクライアントが見返すことを考え専門用語はできるだけ使用しないようにしましょう。

私の工夫

提案書を作成する上でいくつか工夫をしていることがあるので、ご紹介いたします。

 

カラーは2色のみ

提案書で使用するカラーは2色に限定しています。

テキストの黒色と、見出しのオレンジ色(強調色)のみです。

色をたくさん使いすぎると情報が多くなりごちゃごちゃとした印象となります。提案書は読みやすく、情報はできるだけ少なくすることが大切なので、色を限定し、強調色は大事な箇所のみ部分使いしましょう。

 

一行の文字数を少なくする

人間は一行の文字数に読める限界があることはご存じでしょうか?

これは個人差もありますが、一行につき読める文字数は20〜30文字程度と言われています。

実際、雑誌や新聞などの文章はある一定のところで区切られています。人間の集中力の持続は意外と短いため、一行があまりにも長すぎると読んでる途中で飽きてしまうのです。

そのため、私の提案書では一行の文字数を少なく作成しています。

 

見出しに口語を使う

ビジネス用の提案書などには基本口語を使うことはありませんよね。

しかし、映画や本のキャッチコピーに口語が使われているのはよく見受けられます。

これは口語には感情を揺さぶったり、共感を煽ったりする能力があるためです。

ビジネス用の提案書とは言えども読むのは人間ですので、私は見出しの部分に口語を、それ以外は文語を、2つの言葉を使い分けています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

提案書には様々な形がありますが、こういった要点をいくつか決めておくことでスムーズに作成でき効率がアップしますので、是非、活用してみてください。

 

また、弊社ではこうした提案書を作成してお渡ししておりますので、「WEB制作を頼みたいけど、どのように改善したいかわからない」などのお悩みがあれば、是非ご覧ください。

 

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